赴任が決まったらやることリスト
赴任が決まった皆さん、おめでとうございます!辞令が出てから実異動までの期間によってできることは変わってきますので期間別にご説明します。
ちなみに業務の引継ぎといった初歩的なことはここでは割愛し、本当に知りたい情報をまとめたいと思います。
私の赴任時の状況を参考までにご連絡します。持ち家など当てはまらない部分は説明できない点もあるので他の方のブログなども参考にしていただければと思います。
20代、夫婦(子無し)、家→賃貸、
車所有、保険(社内)、ローン無、つみたてNISA、投資信託・個別株保有
まずは実異動まで3か月以上あるかどうかでやること・できることは変わりますので、
自分の異動時期とやること(ToDo)を把握しましょう。ToDoリストを作成して期間別に管理するのが抜けもれなく安心です。直前は忙しすぎて色々と忘れてしまいがちなので。
既存のアプリ、Evernote、OneNoteでも使いやすいものでいいですが、個人的にはUIがストレスフリーで☑を追加、画像の貼り付けなど直観的にできるNotionがおすすめです。(この記事もNotionのメモを見ながら思い出して書いてます)
さて、本題です↓ 全て盛り込んでとても長いので急ぎの方は目次から目当てのトピックへどうぞ!
1. 駐在が決まったらまずすること
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予防接種・健康診断/人間ドックを受ける・歯の治療
これらは大抵会社から赴任前に説明があるはずですが、予防接種は会社負担か自己負担か確認しましょう。私はインフルエンザなども自己負担だったので特に何もしませんでしたが会社負担で受けれるものは受けておくのが良いです。
・歯医者
現地での医療費は日本より高額ですし、保険適用も会社によってケースバイケースなので可能な限り治療しておきましょう。保険証が歯医者と通常の病院で異なるケースもあるようです。また、基本的に米国では一度自分で立て替えてから会社に請求するケースが多いので金銭的にも負担になります。
大抵の方は一時帰国時に日本で治療されているようです。 -
パスポートの作成・更新
米国VISA取得には最低6か月の有効期限のあるパスポートしか受け付けない上に、パスポート番号が変わるとVISAの変更などややこしいため、このタイミングで更新しておきましょう。
※結婚で本籍地が変更になった方などもこのタイミングで変更必要ですのでもれなく。その場合、戸籍謄本が必要となり、戸籍謄本を郵送してもらう必要がある自治体の場合は早くて数日~1週間ほどはかかりますので早めに対応しておきましょう。 -
国際免許証・無事故・無違反証明書
国際免許取得はビザ申請より前に行ってください!
※必要書類にパスポートを使いますが、米国ビザ申請時にパスポートを1週間以上取り上げられてしまうので、パスポートがないととても面倒です。)
アメリカは車社会なので自動車がないと生活に困りますのでアメリカの運転免許証は取得必須ですが、赴任後すぐには取れませんのでそれまでの間は、日本の運転免許証と国際免許証を携帯しておく必要があるため、免許センターで国際免許証の発行もしておきましょう。
ちなみにアメリカでは州によってDriver's License取得期間に規定があり、
例えば、NJ州では住居確定後60日以内にアメリカの自動車免許取得必須、
MA州ではアメリカ入国後1年以内、など州によって全く異なりますので赴任前後に確認しておきましょう。
アメリカでは自動車の購入時に自動車保険の加入も必須となるのですが、信用が物を言うアメリカではアメリカでの運転歴がないととても高い保険料を支払う必要があります。
しかし、日本での運転歴を証明する無事故・無違反証明書(英文)を持っておくと自動車保険を10-20%程値引きしてくれる保険会社もあるため自動車安全運転センターで発行できます。大抵の自治体は免許センターと併設されているので国際免許取得時に併せて取得するのが良いです。
平日しか対応していない、時間が限られていることもありますので、一度で済むよう必要書類は各自治体のWebなどを事前に確認して揃えておきましょう。
私は大阪在住でしたので参考までに大阪のサイトを載せておきます。 -
投資信託・個別株などの処分
非国内在住者は、基本的に日本の証券口座での取引や保有ができません。2019年の法改正で最大5年間の口座凍結・商品維持ができるようになりましたが、現状証券会社がライセンスがないなどの理由で野村証券を除いて投信・個別株の保有はできず売却が必要です。
私はつみたてNISAで投信保有、米国個別株の保有もしていましたが、楽天証券・SBI証券は維持不可でしたので全て売却しました。
※例外として国内個別株、債券は常任代理人を立てることで年間9万円ほどの維持費を支払えば商品の維持は可能です。(メリットが少ないので無しでした)
※野村証券だけは日本国内非居住者であっても投信の維持は可能でしたが、楽天証券で購入した商品の取り扱いがなく、移管もできなかったので断念。
<結論>
①野村証券で取り扱いのある商品は移管を検討する
②それ以外は高値を付けた段階で売却しておく
2024年からのNISA枠拡大に伴い、緩和されるかもしれませんが現時点(2023年/12月)では、新規で購入される場合は野村證券がおすすめです。それ以外は売却です。
※一部バレないといってそのまま投信など残して赴任されている方もいるようですがマイナンバーと連携して口座の把握は容易ですし、見つかった場合は口座凍結、口座内の資産も全て没収となりますのでやめましょう。 - Amexゴールドカード作成(渡米まで3か月以上ある方限定です)
日本のAmex GoldまたはPlatinumで3か月以上使用履歴がある場合、Global Transferという制度を活用して、アメリカ版Amexにその履歴を引き継ぐことでアメリカでのクレジットヒストリーが無くてもすぐにアメリカ版Amexを手に入れることが可能です。
詳細は別記事で書く予定ですが、Global Transferが成功するのはゴールド以上の確立が高いのでAMEXゴールドを作るのがおすすめです。
年会費は31,900円と高いのですが、海外の空港ラウンジで使えるPriority Passが利用できる上、紹介プログラムを経由すればカード作成3か月以内に50万円以上の利用とアメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインにて1回1,000円以上のカード利用で46,000pointもらえるため年会費も十分ペイできます。
私は家賃の支払いや夫婦での支出などに充てていたので50万円はすぐにクリアできました。
※興味のある方はご連絡ください。
2. 渡米2か月までにすること
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引っ越し業者との集荷日程確認
こちらも会社から説明があることが一般的です。私の場合は会社指定の日本通運さんでしたので、会社経由でやりとりをしました。
航空便と船便に分けて発送するのですが、アメリカ東海岸だと航空便は約30日、船便は90-120日かかり、航空便は段ボール2-3箱ほどの荷物しか発送できないため、航空便で送るもの、船便で送るものをリストアップします。
引っ越し業者の方が集荷の1か月前くらいに下見・見積もりに来るのでそれまでに以下手順で仕分け・リストアップしておきます。
①処分するか、残すか決める。②残す場合は、日本国内に残すか、アメリカに送るか決める
③日本国内→実家へ送る、トランクルームに保管
アメリカに送る→航空便、船便、手荷物で持っていくものに仕分けする
処分については下の方にまとめています。
基本的に集荷当日に業者の方が梱包まで全て行ってくれるのでこちらで梱包する必要はなく、当日までに仕分けさえしておけば良いです。(とはいってもこれが結構大変で直前までかかりました。)
詳細は日本通運さんなどの引っ越し業者から説明がありますのでそれを基に参考にしても良いかと思います。
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家具の仕分け・処分
仕分けの際に処分するものを決めたらどう処分するか検討しましょう。
当然メルカリなどのフリマアプリが一番高値で処分できるため、
フリマアプリ、近くの買い取り業者やジモティー活用、廃棄の選択肢があります。
私は円安の昨今、少しでもお金に換えていきたかったのでメルカリ、ジモティーをフル活用しました。(時間と根気があればおすすめです。)
別記事で詳細はまとめたいと思いますが、
ざっくり言うと優先順位はメルカリ>ブックオフ・トレファクなどの買取業者>ジモティーです。
戦略はメルカリで早めに出品→1か月を切っても売れないものはジモティーや買取業者を使う。です。
メルカリが一番ユーザーも多く取引も活発なのでおすすめです。
大きな家電で運搬が難しいものは梱包・発送たのメル便を使えばヤマトの引っ越し専門の方がすべて行ってくれますし3,000-8,000円程度で済みますので活用しましょう。
テレビ・電子レンジ・照明など小型家具・家電→自分で段ボールなどで梱包しらくらくメルカリ便
冷蔵庫・洗濯機(ドラム式含む)・ベッドマットレス→梱包・発送たのメル便
梱包・発送たのメル便とは?メリット・対応サイズ・料金・利用方法を解説 | メルカリ Column
テーブルやソファはサイズの割に取引価格が安いため送料で利益がでないため、潔く買取業者やジモティーで少額で引き取ってもらうのがいいです。 -
車の売却と自動車保険の中断証明
車を所有している方はまず廃棄するか、ディーラー・買取業者に売却する、知人に譲るか検討しておきましょう。
①カーセンサーなどの中古車情報サイトで自分の車に近い状態の中古車価格を確認。
※中古車販売額の3割が買取相場②譲渡・売却でもまずは2-3社に査定をして買取相場を確認。
③直前まで使う場合は、一番高値のついた業者に売ってしまうのが楽。
※渡航時に空港まで乗った後、空港で買い取りしてくれるサービスもあり。
JCM:https://www.jcmnet.co.jp/jalfc/
私は査定額に満足できず、知人がちょうど車が必要ということでしたので、査定額に少し色を付けて引き取ってもらいました。知人としても中古車販売店で購入するより相当安く、信頼のおける知り合いから購入できたので助かったとのことでした。
ただ、個人間での譲渡は必要書類の準備や車両の受け渡し、ナンバーの登録作業など全て自身で行うため労力はかかります。
これもそのうち記事にしたいと思います。
・自動車保険の中断証明
自動車保険会社に中断証明を発行してほしいと伝えると発行してくれるのですが、これがあると日本に帰任した際に現在の等級を引き継げるため、高い保険料を支払わずに済みます。 -
配偶者の勤務先との調整
配偶者の方が帯同する場合はいつから帯同するのか、会社を辞めるのか休職するのか検討が必要です。休職の場合は休職期間の上限が2-3年など制約があることが多く、また、その間給料が発生しないだけでなく社会保険料を年間数十万円支払うケースが多いので退職、という選択肢が多いです。
私の場合は、私の赴任後数か月後してから帯同する予定で配偶者の勤務先には退職する意向であることを伝えています。
配偶者のキャリアも関わるため、プロ・コンや意志を尊重してお互いによく話しあうことが大切です。帯同中もリモートワークができないか、など相談するのも良いと思います。(私のケースでは配偶者の会社はNGでした) -
アメリカの居住地域・家の検討
アメリカに赴任してすぐやることは身分を保証するSSN(Social Security Number)取得、銀行口座開設、アパートの契約、車の購入ですが、家探しは土地勘がなく、ただでさえ赴任してすぐの大変な時期に2-3件内見してすぐに決める必要があります。
そこで、日本にいる間に治安やアパートについて調べて大体の目安をつけておくことが大切です。
①居住地域の治安を調べる
※Crime mapと調べるとサイトが出てきます。子供がいる方は学区も重要です。②賃貸検索サイトで物件を調べておく
※Zillow(アメリカ版Suumoのようなサイト)が物件数・使いやすさともおすすめです。賃貸検索サイト
Zillow: https://www.zillow.com/
Trulia: https://www.trulia.com/アメリカはStudio (日本で言う1Room)、1Bed room(1-2LDKくらい)、2Bed room(2-3LDK),,,という形式です。
都市によりますが、子供がいなければ1Bed roomで十分です。日本と比較して部屋が広いので60㎡以上はあるかと思います。
アメリカは大抵Bed roomにつき、Bath roomがありますので、2bed+2bath roomといった感じでシャワー+トイレの部屋が2つあったりします。
配偶者の方がいる場合はトイレ、シャワー、洗面所が2つあると朝の準備とか何かと便利ですね。
ちなみにアメリカは新学期が9月始まりのため、6-8月が最も出入りが激しく物件数も多いですが賃貸価格も高くすぐに埋まります。
それ以降は物件数は減る分家賃を下げてでも入居してもらおうと思うため、同じ部屋でも安くなったりします。
交渉もできますのでここは赴任後の記事でご紹介します。
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ビザ面接@米国領事館
ビザ申請の手順も会社から説明があると思いますが、ビザの書類を提出して承認されたら、領事館で面接を行います。
東京や大阪など主要都市に領事館がありますのでそこで確認して面接まで行いますので近場の領事館を探しましょう。
面接手順についてはアメリカ大使館がYouTubeの動画を作成していて参考になります。正直思っていたより簡単な質問を2-3個(渡航目的、期間、配偶者との関係など)のみで終わりましたが人・会社によって全く異なるようです。
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戸籍謄本入手(和文&英文)
アメリカで赴任時にまずSSNという身分を証明するマイナンバーのような番号を取得する必要がありますが、その際に出生日を証明する書類が必要です。
ビザ申請時に必要なので取得済みと思いますが、SSN申請の3か月前までに発行した書類しか受け付けてくれませんので、和文の戸籍謄本入手から間が空いている場合は、直前~1か月前くらいに取得するのがベターです。また、英文が当然必要なのですが、ビザ申請時に自身で作成した戸籍謄本の英訳で認めてくれる州もあれば、公的機関が発行した英文の戸籍謄本でないと受け付けてくれない州もあります。
私は東海岸の方が西海岸より厳しいと聞いていましたので、本籍地の自治体に問い合わせましたが、英文の発行ができないということで、外務省のお墨付きのある書類(アポスティーユまたは公証)を準備することにしました。
大都市かつ一部の自治体を除き、戸籍謄本の英文は発行できないため、不安な方は自身で英訳した戸籍謄本を外務省のお墨付きであるという証明(アポスティーユ)を行う必要があります。
これをすることで自身で英訳した書類である点は変わりませんが、公的機関の証明がある書類となります。
通常は外務省の承認が必要となるので、各自治体の役所→法務局→外務省と通して役場が空いている平日に何度も往復して外務省に書類を送るという途方もない作業が必要になりますが、大阪府は特例的にワンストップで即日で対応できる公証役場が存在したので事なきを得ました。詳しくは以下Webの大阪分室に載っています。証明(公印確認・アポスティーユ)・在外公館における証明|外務省
大阪の場合、この谷町の大阪分室以外の公証役場(梅田など)でも対応可能とのことでした。電話で事前予約すれば即日1時間もあれば終わります。(1.5万円ほどかかりますが赴任後に書類の不備を指摘されるリスクは無くなります。) -
アメリカで使えるクレジットカード申請
通常アメリカに赴任してクレジットヒストリーが貯まるまでクレジットカードは作れないのですが、2つ裏技があります。
①JAL USA Card / ANA Card U.S.A.
これら航空会社のカードだけは赴任が決まっていれば日本にいる間に申請ができ、渡航後すぐに受け取りができます!
年会費US$70でマイルも貯まり、アメリカのクレジットヒストリーも構築できるので作っておきましょう。
大抵の米国赴任者はどちらかを作っています。内容自体は大差なく、発行元も同じ銀行ですのでどちらのアライアンスのマイルを貯めているかで決めてよいと思います。 -
Wise / Revolutの開設(海外送金サービス)
海外送金にあたって手数料が最安かつ最短でできるのがWise(旧Transfer Wise)とRevolutです。
詳細はまた別途記事にしますが、以下のメリットがあり、銀行送金よりベターです。
円安の今はできる限り両替する現金を最小限にしたいですよね。そんな時に役立つのが大手銀行よりも手数料が安く、アプリで簡単に送金できるこれらの送金サービスです。
私はどちらも開設して渡米しましたが今のところWiseしか使っていません。
<メリット>
①ほぼ実勢レートで両替ができる(手数料が最安)
②現地の口座を日本にいながら開設できる
③デビットカードを使えば海外のATMで1か月3万円分まで手数料なしで出金可能
④日本の銀行→Wiseの日本口座に日本円を入金→海外でデビットカードを使用して買い物をするとその時点の最安レート&手数料で自動計算して日本円から差し引かれる。
⑤日本でも普通に買い物に利用可能。(世界中で使えるデビットカード)
本人確認にマイナンバーカードが必要かつ、デビットカードの郵送はWiseのシンガポール拠点から郵送となり1-2週間かかるため1か月前には開設しておきましょう。
招待リンクです↓Wiseは以下リンクから登録すると初回の送金手数料割引(最大75,000円分)あり。
Wise: Online Money Transfers | International Banking FeaturesRevolutの招待リンクです。
You were invited | Revolut
3. 渡米1か月前までに
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各種解約手続き
・賃貸物件の退去日
・水道・ガス・電気・NHKの解約
・インターネットの解約
※賃貸は賃貸会社との契約次第で事前通知日は変動あり、
インターネットも会社により2か月前、など指定があるため要確認
私はWifiルータがレンタルだったので、返却方法・期限は事前に確認しました。 - 1か月前
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役所手続き
住民票の国外転居届け(転居の2週間前から可能)、
マイナンバーカード(通知カード)返納、印鑑登録抹消申請などがあります。
マイナンバーを返納といってもカードの裏面に転居の日付を追記したカードを記返却されるので帰国までしっかり保管しておきましょう。
各自治体のWebに必要書類、対応は記載ありますので確認しておきましょう。
マイナンバーカードを返納すると本人確認で困ることがあるので直前でOKです。 -
住所変更手続き
何かあったときのために実家の住所にしておくのが無難です。
・金融機関(~3週間前)銀行→海外でも使えるようにオンラインサービスを申請しておきましょう。
出国の3週間前がリミットのところがあるので早めに。・各種クレジットカード(~3週間前)
・郵便局の転送手続き(~1週間前)
オンラインで簡単にできますが、完了まで1週間ほどかかるので1週間前が目安。1年間有効です。・登録している会員サービス(~1週間前)
意外と盲点なのが、お店の会員サービスなどの登録です。まぁほっといてもいいのですが、思いつく限り変更しておくといいと思います。 -
JAL/ANA 海外赴任サポート
名称はJALファミリークラブ、ANA赴任コンポですがサービスは同等ですので使用する便によっていずれか登録でOK。
登録しておけば、赴任時の搭乗便1名につき5,000マイルボーナス&4日前までの申請で受託手荷物追加2個まで無料!
他にも空港までの荷物宅配サービスなど盛りだくさんなので登録しておきましょう。
※対象運賃クラスがF,J,C,D,W,Yのみ。ちなみに私の会社手配の旅券は対象外でした。。 -
日本の電話番号維持&アメリカのSim契約
・日本の電話番号維持
日本の銀行口座を使用する際に本人確認のため日本の電話番号にSMSでワンタイムパスワードが送信されることが多いので日本の電話番号は維持しておくのがベターです。
そのためにも最低コストで日本の電話番号を維持できるサービスを調べました。
以前は楽天モバイルがおすすめでしたが、最低料金の値上げにより、結論、Povoが最強です。
Povoは基本料金0円でトッピングと呼ばれるデータプランを都度購入するシステムで国内・海外用に様々なトッピングを用意しています。
唯一の条件として、180日間以内にトッピングを購入するか、従量通話料とSMS送信料の合計額が税込み660円を超えていないと回線が利用停止となります。
つまり、一番安いトッピング(220円)を半年に一回購入すれば日本の電話番号を維持できるのです。
私は赴任直前まで違う格安Sim会社を使用していましたが、PovoにMNPで乗り換えました。
赴任直前に必要な分だけトッピングを購入できてデータ容量も無駄なく赴任まで過ごせました。
また、全てアプリ上で購入・解約ができる上、海外用のデータプランもあるので赴任後や海外旅行の際も活用できて便利です。
一応私の紹介コードを置いておきますが、期間限定で魅力的な乗り換えキャンペーンもあるので調べてみてください。
以下の紹介コード特典:
データ使い放題ボーナス(24時間)ゲット&
30日以内のデータトッピング購入で最大5回分のデータ使い放題ボーナス(24時間)povoおともだち紹介プログラム|povo2.0
②アプリで購入・プラン変更・解約でき、店舗へ行く必要がない(何より安い)
紹介コード「 LOE4XAH3」
・アメリカのSim契約
赴任してすぐスマホを使えるように日本であらかじめアメリカのSimを契約しました。
すぐにアメリカの電話番号を持っているととても楽になります。
渡米後すぐにSimの契約をしにいくというのも結構大変で、ネット環境もないとしんどさは何倍にも跳ね上がります。
結論としては、Tello MobileのeSIMが最安かつ、店舗に来店不要、アプリで購入・データプラン変更できるのでお勧めです。帰任時にもアプリですぐ解約できるのも良いです。
全て英語サイトでの対応になりますが、それほど難しくないです。(これもまた記事にしようかな)
どうしても英語むり、、、って方はHana cellなんかだと日本語サポートあるのでいいと思いますが、価格面や通信速度面でもTelloの圧勝です。
<メリット>
①日本から購入できる。(登録住所は勤務先でOK)
③データ通信量(0, 5, 10, 15GB, Unlimited)x 通話(0, 100, 300, 500分, Unlimited)の組み合わせから選べる
※SMSは100minutes以上のプランであれば無制限で無料。
<手順>
①まずはアメリカ版Rakutenリーベイツに登録(以下招待リンクです)
Rakuten: Shop. Get Cash Back. Repeat.
②アメリカ版Rakutenを経由してTello Mobileのサイトにいき、契約。
※Rakuten経由でTello Mobileを契約すると10%キャッシュバックあり!
※10GB、通話100minまで無料のプランで月$16なのでおすすめ
③赴任直前にアクティベートしておく。
これだけです。赴任最初は銀行口座開設、アパート、車、保険、電気、ガス、水道、インターネット契約などで何かと電話をする機会がありますが、100minutesで少し足りなかった程度なので100minで契約しておいて足りなくなったらプラン変更でOKです。なによりSMS(テキスト)でやりとりすることも多かったのでSMS無料は本当にありがたかった。
通信速度や電波強度も東海岸の主要都市ではこれまで特に問題なかったです。
ちなみにアプリのプラン変更画面は以下のような感じでとてもシンプルです。
いやー、お疲れさまでした。まとめだしたら6h以上かかりましたが何とかアメリカの2023年中に書き終えました笑
思いついた点あれば補足していきますが、基本的に網羅できていると思います。
詳細省いた点も多々ありますので、今後記事にしていきたいと思いますが、不明点あればコメントやTwitterで直接ご連絡いただければと思います。
それでは、皆様の駐在生活が少しでも楽しく充実したものになることを願っています!